炭酸泉について
炭酸泉ってよく耳にするけど、一体どんな効果があるの?
今回はその効果について説明したいと思います。
炭酸泉は動脈硬化や心臓発作が多い東ヨーロッパで古くから「心臓の湯」と呼ばれ、保険適応の療養泉として実績があります。
36~37度くらいの低温温浴でも血流UP・新陳代謝UPの効果があります。
<炭酸泉のメカニズム>
1.炭酸ガスが血管を拡張し、血管の流れが良くなり酸素の供給が増える。
2.炭酸ガスがヘモグロビンから酸素を追い出す。
3.皮膚細胞が酸素を吸収する。
4.皮膚細胞の新陳代謝が活性化する。
5.老廃物や色素が排出される。
6.ヒアルロン酸などのバリア成分が分泌される。
*お湯に溶け込んだ炭酸ガスは、皮膚を通り抜けて毛細血管に入っていきます。
血中に二酸化炭素が多くなることで酸素が足りないと脳が勘違いして、血中の二酸化炭素を早く排出しようと血流を増加させます。
これにより、血行が促進され酸素・水分・栄養が大量に供給されることにより免疫力UPや新陳代謝の活性化、自然治癒力UPに繋がります。
ペットに炭酸泉を使用することで、新陳代謝の向上・地肌コンディションを整え、汚れをしっかり落とすことで身体のニオイもスッキリ落とすことができます。
また、キューティクルを引き締めることで本来の美しい毛艶へと導きます。
脂症・乾燥肌・アトピー性皮膚炎など、皮膚炎になるペットが多い中で除菌効果もある弱酸性で低刺激の炭酸泉は非常に有効的となるでしょう。
一つ注意しておきたいのが、炭酸泉といっても重要なのは「しっかりと炭酸ガスがお湯に溶け込んでいるかどうか」ということです。
単に炭酸ガスとお湯を合わせるだけで溶け込んでいない状態では、効果が半減してしまいます。
高濃度炭酸泉装置プレジールは高性能な溶解タンク・ポンプが内蔵されています。(商品ページはこちら)
(写真:高濃度炭酸泉に使った犬の脚)